なぜ今、これまで以上にインテリジェントドキュメントキャプチャ機能が重要なのでしょうか?

Kodak Alarisの新しいスキャナとソフトウェアで、イメージ処理が高速かつ効率化され、インテリジェントデータの抽出が可能になり、ドキュメントをビジネスに不可欠な情報に変換する時間が短縮されます。

Kodak S3000 Series scanners warehouse

ニューヨーク州、ロチェスター、2020年10月13日 – –Kodak Alarisは少量生産スキャナの新ラインアップを発売し、Webベースのキャプチャソフトウェアを更新することでドキュメントキャプチャポートフォリオを拡張中です。 将来を見据えて現代のために構築された新しいスキャナとソフトウェアはスケーラブルで、組織がデジタル変革にますます重点を置く中で急速に変化するビジネス要件を満たすことができます。

受賞歴を誇る i2900 および i3000シリーズスキャナ1をベースにした新しいKodak S2085f、S3000シリーズは、ネットワークの接続性とより優れたユーザーエクスペリエンスを提供する一方でより高速かつパワフルになりました。 新しいモデルには、85ppm (1分あたりの印刷ページ数)のKodak S2085f スキャナ (A4用紙サイズ)と 100 ppmのKodak S3100fスキャナ(A3用紙サイズ)があります。 どちらのモデルも、統合フラットベッドを備え、名刺や本などから簡単に情報をスキャンできます。 また、Kodak Alaris製品ラインアップに新しく加わったのは、60 ppmのKodak S3060スキャナ、100 ppmのKodak S3100スキャナ、120 ppmのKodak S3120スキャナで、これらはすべてA3スキャナです。

“時間を節約して、ミスをなくすために業務プロセスを自動化することがほとんどのビジネスで切望されてきました。”とKeypoint Intelligence社のスキャナ分析、ソフトウェア評価担当、アソシエイトディレクターのLee Davisは述べています。 “しかし、紙ベースの情報をデジタルプロセスに組み入れる必要がある場合など特定の種類のプロセスの自動化について言えば、様々な難しい問題が発生します。 Kodak Alarisの新しいスキャナとソフトウェアは、紙ベースの情報をデジタルワークフローとアーカイブに統合するためにポータルを自動化してこの共通の悩みを簡素化します。”

新しい機能とメリット

  • 真のネットワーク共有可能性。これはネットワーク上のどのPCでも安全にスキャナにアクセスできるという意味です。 スキャナはノートパソコンや配線を移動することなしに、またIT装置を購入しなくても共有できます。 MFP(複合機)とよく似ているもののそれよりはるかに優れたイメージ品質の1台のスキャナを複数の操作者が安全に使用できます。
  • ワークステーションや PC の CPU の電源に依存しない、強力な組み込みイメージ処理S2085f/S3000 シリーズではファイルサイズがより小さくなり、保管コストが最小化され、データ読み取り速度がアップします。 パーフェクトページテクノロジーによって、フルスピードでのスキャンであっても、イメージ品質の悪い元の画像が、鮮明な高品質画像に変換されます。
  • より大きくなったカラータッチスクリーンディスプレイ。ドキュメントを直接スキャナから事前定義されたキャプチャワークフローに送るのがより簡単になりました。 このスキャナには、ディスプレイ上にメンテナンスカウンターや生産性カウンターなどの高機能ユーザーオプションもあります。 ディスプレイが大きくなったので、より使いやすくなり、事務員のトレーニングがそれほど必要とされなくなりました。
  • エンタープライズレベルのセキュリティプロトコルの向上。ネットワーク上でスキャンする際にホストとスキャナの間でスキャンされた画像を保護します。 TLS暗号化により、プライバシーとデータ整合性が確保され、“脆弱な”ソフトウェアにならないようにしながら、ブートを実行する前にセキュアブートが“信頼性の高い”ファームウェアを検証します。 これは、選挙、投票処理ソリューションにとって極めて有益です。
  • 用紙搬送性能の向上 フィーダー容量(300枚)が増量したので、より短時間により多くのドキュメントをスキャンできるようになり、スキャナの操作者の負担が減り、他のタスクに集中できるようになります。 サイズ、厚さ、重量がまちまちの用紙では、Kodak AlarisのSurePathテクノロジーにより用紙が必ずきれいにスタックされるようになり、ドキュメントを手動で事前に分類する必要がなくなりました。

S2085f、S3000シリーズには、例外的なドキュメント用にオプションの背面排紙口“ストレートスルー型の”原稿搬送方式があり、より厚手で、大判のドキュメントのスキャンを効率化して紙詰まりをなくします。 新しいスキャナはすべて、環境にやさしいためEPEAT® Goldに登録されています。

Info Input Solutionを使ったインテリジェントキャプチャ
Kodak Info Input Solution v6でドキュメントスキャン機能を拡張できます。 Web ベースのモバイルアプリケーションによって、より迅速なキャプチャと情報へのアクセスがオフィスとリモートの両方で可能になります。

Info Input Solutionにより高度なドキュメント選別と分離が可能となりました。これによりドキュメントの準備の必要性が低減されます。 たとえば、BPOやスキャンサービスビューローは複数の種類のドキュメントをフィーダーに給紙することができます。また、Info Inputはバーコードやパッチシートを必要とすることなくデータを分類、選別、抽出します。 この機能はBPOが有料で顧客に対し真のセルフサービスを可能にすることでサービス提供範囲を広げるのに役立ちます。Info Input Solution

Info Input Solutionを購入すると、データ抽出とインデックス化に Google Vision AI、Amazon Recognition、Microsoft Azure AI のうちどのクラウドエンジンを使用するかを選べるようになります。 クラウドエンジンはOCR文字認識機能とインテリジェント文字認識(ICR)を使用して構造化フォーム上で手書きの文字をキャプチャして、変換します。

“ドキュメントキャプチャは紙ベースのビジネスプロセスの自動化への重要な第一歩です”と Kodak Alaris の Alaris 事業部の社長兼ゼネラルマネージャーの Don Lofstrom は述べています。 “あまりに多くの組織が、ビジネスプロセスを遅らせ、コストを増大させる効率の悪いスキャナとソフトウェアが作り出した障害に不満を抱いています。 データを処理する際に不必要な手間を省くことは時間と費用の節約の鍵であり、また貴重な情報が必ずシームレスにビジネスシステムに流れるようになります。”

アーカイブにスキャンする場合であれ、ビジネスプロセスに直接スキャンする場合であれ、Kodak Alarisのスキャナとソフトウェアは、医療、政府、金融サービス、教育、物流などの業界や郵便仕分け室、人事、財務、記録管理などの組織横断的な活用にとって理想的です。 詳細については、Kodak Alarisのウェブサイトをご参照ください。

Kodak AlarisのAlaris事業部について
Kodak Alarisは、ビジネスプロセスを簡素化する情報キャプチャソリューションの大手プロバイダーです。 弊社は、数十年にわたるイメージサイエンスの革新がもたらした、スマートで接続されたソリューションを提供し、情報を理解するための支援を世界的に行っています。 弊社の受賞歴を誇るスキャナ、ソフトウェア、サービスは、弊社のチャンネルパートナーネットワークを通じて世界各地で販売されています。 詳細については、AlarisWorld.com にアクセスするか、@AlarisWorldをフォローしてください。

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広報担当
Brooke Crowe
Brooke.Leone@kodakalaris.com