Infusingによるネットワークスキャン イノベーション

Document Imaging Report編集者、Ralph Gammonによる

新しいKODAK INfuseスマートコネクテッドスキャンソリューションは、S2000ネットワークスキャナおよびINfuse管理ソフトウェアを利用して効率的かつ安全な方法でサードパーティアプリケーションをスキャン対応とします。

エンドユーザーのためにソリューションをパッケージ化について市場において常に多くの議論があります。 ソフトウェアの側から言えば、これは一般的に特定のドキュメントタイプまたはワークフローを管理するためのECMまたはキャプチャアプリケーションを設定することを意味しています。 ハードウェアのベンダーは、多くの場合ソリューションを話題にしますが、デバイスのプラグアンドプレイの機能によって、一般的にスキャナが多くの場合切り離されていることを意味しています。

過去10年間に、ネットワークスキャンデバイスに搭載されたタッチスクリーンのカスタマイズ可能なアーキテクチャは、ハードウェアをソリューションの1つとしてより強固に組み込む方法を提供してきました。 しかし、高コストなデバイスや統合の複雑さと制限などの要因により、市場での牽引力は限られていました。 Kodak Alaris そのことをINfuseスマートコネクテッド スキャンソリューションをリリースすることで変えたいと考えています。

パートナーチャネルからの情報により設計されており、INfuseは、新しいクラウドベースのINfuse管理ソフトウェアアプリケーションであるKodak S2000ネットワークスキャナとパートナーのサードパーティソフトウェアを組み込んでレスポンスの良い、専用のスキャン環境を整備します。「当社は様々な種類の異なるパートナーと提携していますが、その大きなグループはインテグレータであるかキャプチャを組み込む必要のある独自のソフトウェアを保有しているソリューションプロバイダーです。」と、Kodak Aralisワールドワイドマーケティング担当取締役のSue Rodemanは述べています。「私たちは定期的に彼らと意見交換しており、時を経て、彼らのニーズについて議論しているときに、4つの大きなテーマが浮上しました。」

  • 登録用コンテンツ処理が煩雑: 「コンテンツをシステムに取り込むためのより効率的な方法が必要です。 必要な手順が多過ぎました。」
  • リモート管理が不可能: 「多くのケースで、パートナーは遠隔地に複数の施設を保有するエンドカスタマーと連携しています。 これらの環境でのスキャナの管理は、高コストになる可能性があり、設置、更新、およびトラブルシューティングを行うためにスタッフを送り込むことはさらに費用を要します。 当社のパートナーは、これらすべてをリモートで管理する方法を望んでいました。」
  • エンドユーザーへの通知機能が必須: 「当社のパートナーは、彼らの顧客が多くの場合、コンテンツを間違ってビジネスプロセスに組み入れていたことに気がつきました。 これらの中には、請求書番号の間違い、署名の欠落または読み取れないメタデータがありました。 データを下流工程へ渡した後で、逆戻りしてこれらのエラーを修正するのは大変非効率的です。 当社のパートナーは、顧客の体験を向上させコストを減らすために何らかの迅速な通知機能を導入することができます。」
  • パートナーの保護の必要性:「当社のパートナーは、フロントエンドのKodak Alarisデバイスを含むエンドツーエンドのソリューションを組み立てていましたが、それらを組み入れるときになると、彼らの顧客の購買部門はより一般的なチャネルを通じてスキャナを探しに行ってしまうので、当社のパートナーの収入源に悪影響を与えていました。 パートナーは、これらを防ぐ方法を探していました。」

グローバル製品マネージャのJim Forgerによると、Kodak Alarisはこれらの要件を満たすことができるツールが市場に存在しないことを認識していたということです。「ほとんどのパートナーは、ネットワークフォルダなどの何らかの種類の中間保存先にファイルを移動するための簡単なプッシュスキャンツールを使用し、それらを取得するスケジューラの使用を試みてきました。」と、彼は述べています。「これは、彼らのビジネスとコンテンツの取得の間に何のつながりもないことを意味しています。そのため、ローン申請の場合、30ページの文書の1ページに署名の欠落などがあったときは申請者に戻されることになり、これまでの経験上、管理に掛かる費用が膨らみ、問題を含むものとなる可能性があります。」

「当社のパートナーは、彼らのソフトウェアによって直接コントロールできる統合されたスキャンソリューションを求めていました。 彼らは、顧客ベース全体で強固に結び付け展開することができると同時に彼らのアプリケーションを差別化することができるものを探していたのです。 多くの場合、彼らのアプリケーションは特定の垂直市場を対象としているため、組み込む必要のある受入ルールおよびデータガバナンスのタイプを理解しています。」

「INfuseとスキャンステーションの間では、当社のパートナーが様々なレベルでソフトウェアを接続、統合でき、ユーザーはどこから、どこへでもあらゆる種類のファイル送信することができるようになります。 すでにネットワークスキャンの非常に説得力のある事例が存在しています。」 Kara Rayburn Alarisポートフォリオマーケティング部門グローバルマネージャ

ソリューションの構造

Forgerは、ワイヤレスでもイーサネット接続経由でもネットワーク接続できるKodak S2060w およびS2080w スキャナがINfuseになぜこのように適合しているのかについて説明しています。「S2000sには、‘チップ上のシステム’アーキテクチャがあり、追加の機能および接続性を含めるよう変更できます。」と、彼は述べています。

数年前にそのスキャナが導入されたとき[DIR 10/13/17を参照]、Kodak Alarisは、デバイスを直接サードパーティのアプリケーションに接続するために使用可能なウェブAPIを採用しました。「そのAPIにより、ISVがイメージをアプリケーションに取り込むことができました。」と、Forgerは述べています。「このアーキテクチャの欠点としては、個々のスキャナを管理する負担がパートナーに発生し、デバイス毎に行う必要があります。」

INfuse管理ソフトウェアは、この点に取り組んでいます。「それは、組織全体に配置したデイバス群管理のための集中アクセスポイントを提供します。」と、Forgerは述べています。「INfuseは、何千ものデバイス管理に使用できます。 APIを通じてサードパーティアプリケーションに接続され、デバイス設定、ワークフローの設定、さらにソフトウェアライセンスシステムの管理に至るまで行うことができます。」

S2000シリーズに搭載されている機能の1つに、パッチコードシートをスキャンすることで即時にスキャンジョブのプロファイルを変更できるというものがあります。「INfuseを使用することで、パッチコードシートはパートナーのソリューション内でスキャナを設定するために使用することができます」と、Forgerは述べています。「パッチコードシートにより、ユーザーは技術者のサポートは不要で約15~20秒でセルフインストールすることが可能です。 ユーザーがスキャナに初めて接続するとき、パッチコードシートをスキャンし、デバイスは基本的に自らをネットワーク上に配置します。 そのバックグラウンドでは、パートナーソフトウェアはすべてが正しくライセンスされていることを確認し、設定、ブランディング情報、および表示するジョブを送信します。」

INfuse管理ソフトウェアの初代バージョンは、AlarisパートナーがホストするプライベートAzureクラウドで実行するよう設計されています。「各インスタンスはマルチテナントされているため、パートナーは1つのインスタンスを立ち上げ、複数のお客様のサポートに使用できます。」と、Forgerは述べています。

INfuse管理ソフトウェアには、スキャナの使用状況を追跡する機能もありますが、キャプチャされた画像およびデータはスキャナからサードパーティのアプリケーションに直接移動します。「すべてのセキュリティおよびコンプライアンスは、パートナーとお客様の間にあります。」と、Forgerは述べています。「私たちはその中間に入ることはありません。」

マーケットの定義

INfuseの第一のターゲットパートナーは、ISVです。「これは機会の大きさと関連性に基づきます。」と、Forgerは述べています。「ISVは自身のアプリケーションについてもほぼすべてコントロールしています[SIまたはVARと比較して]。

マーケットについてForgerは次のように述べています。「私たちがモデルケースとして大きなチャンスと見ている銀行および金融機関での口座開設手続き、請求書作成、医療記録、教育分野について考えてみてください。」と、彼は述べています「私たちは、広く分散している複数のアウトレット、支店、または小売店の店先に広がっている導入用途を探しています。」

分散したユーザーとISVがどのようにコミュニケーションして例外処理を管理する方法についてForgerはいくつかの詳細を教えてくれます。「プロセスの複雑度によりますが、キャプチャのループはせいぜい数秒しかかかりません。」と、彼は述べています。「例えば、ローンの申請プロセスにおいて、お客様が署名を忘れたとします。 パートナーは、INfuseのスキャナのディスプレイに、最大130文字のカスタマイズされたメッセージを表示するよう設定できます。これにより、ドキュメントを送信している人が問題の存在を直ちに理解できます。 セキュリティのためにすべてトークン化されています。 この機能は当社のパートナーから非常に好評で、彼らはいくつかの独自の使用方法を見つけ出しています。」

サービスとしてのスキャナ

INfuseソリューションは、SaaS製品の一部としてのバンドルスキャナをはじめとして様々な方法で市場に投入されています。「パートナーは、INfuseを単なるデバイス販売として位置付けようとはしていません。」と、Forgerは語っています。「スキャナの販売の代わりに、彼らはコンテンツを医療記録または請求書処理システムに組み込む1つの方法としてこのデバイスを提案しています。」

この手法は、保護された販売モデルを補完するものです。「INfuseデバイスは、管理ソフトウェアを通じてのみ設定することができます。」と、Forgerは述べています。「エンドユーザーは、設定を変更することはできません。 エンドユーザーがスキャン機能を拡張または強化したい場合、パートナーと協力して作業を行う必要があります。 これにより、パートナーにその方法のすべてのステップに関わらせることができます。」

INfuseには、ユーザーがサブスクリプション料金を滞納している場合、パートナーがスキャナとソフトウェアの接続を中断する機能も搭載されています。 “「提供するサービスに対して確実に支払いを受け取るということが当社のパートナーにとって重要な機能であるということを学びました。」と、Forgerは述べています。

INfuseは現在入手可能で、Kodak Alarisは展開の様々な段階におけるパートナーと提携しています。「統合プロセスは、パートナーが要求する堅牢性と複雑さの程度により異なりますが、一般的に約2~4週間を要します。」と、Forgerは述べています。「一般的に、パートナーはお客様の1社と試験導入を行い、すべてが正常に機能していること、期待されたROIが得られていることを確認します。 そのすべてを完了し販売を行ったいくつかのパートナーがあります。 統合に携わっている他のパートナーも、まだ評価を行っている他のパートナーもあります。」

INfuseと連携して、Kodak Alarisはその開発者プログラムを拡張し、モバイル対応のパートナーポータルを開始しました。そのポータルは取引の登録に使用することができ、営業およびマーケティングに付随するツール、およびサポートを提供します。Kodak Alarisは、Managed Capture Servicesの提案の一環として新しいスキャナ管理プラットフォームも導入しました。 このプラットフォームにより、Kodak Alarisのパートナーはその顧客のスキャナの操作データを監視し、使用量報告書を提供し、アラートを管理することができます。

ネットワークスキャンにフォーカス

INfuseは、Kodak Alarisがフォーカスし注力しているネットワークスキャンです。 INfuseが発表されたのと同じ日に、Kodak AlarisはKodak Scan Station 730EXの新しいバージョンも発表しています。 730EX Plusには、セキュアログインのためにWindows 10 IOTエンタープライズOSおよびネットワークドメイン認証が組み込まれている特徴があります。「パートナーは、これでスキャンステーションを使用してよりセキュアな実装およびソリューションの展開を開始できます。」と、Kodak AlarisのポートフォリオマーケティングのグローバルマネージャであるKara Rayburnは述べています。

「彼女はさらに「私たちは、ネットワークスキャンソリューションを求めているお客様に高品質なエンドツーエンドの製品を提供できます。」と、述べています。「INfuseとスキャンステーションの間では、当社のパートナーが様々なレベルでソフトウェアを接続、統合でき、ユーザーはどこから、どこへでもあらゆる種類のファイルを送信することができるようになります。すでにネットワークスキャンの非常に説得力のある事例が存在しています。」

 

Alaris Document Imaging Report

Document Imaging Report(DIR)は、デジタルトランスフォーメーションのキーとなる紙ベースのドキュメントからデジタルデータへの変換に関する手段およびトレンド、管理、マーケティングに関するニュースレターです。 Ralph Gammon は、1998年から DIR の編集者として勤務し、2002年に出版責任者となりました。 Ralph は、2017年に国際的な市場調査会社であるinfoSourceに米国リージョンマネージャーとして加わりました。 DIR についての詳細: https://www.documentimagingreport.com/?page_id=1345

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