バーコードの読み取りでは、精度が重要になります。バーコードを使用して、ドキュメントを正しい場所に送信したり、ビジネスプロセスに統合したりする場合は、バーコードの読み取りが不正確であると、生産性に大きく影響を及ぼします。さらに、読み取りが不正確であるために、ドキュメントが誤って分類されたり、間違った場所に送信されたりする場合もあります。これが原因で、ドキュメント内の情報に対して行う必要のある作業に遅れが生じる可能性もあります。政府機関では、コミュニティからのサポート要請への対応が遅れることを意味します。ビジネスでは、バックオフィスの業務が停滞したり、さらには全体的なカスタマーエクスペリエンスに悪影響が及んだりする可能性があります。
インテリジェントなバーコード読み取りにより、正確な結果を達成します
インテリジェントなバーコード読み取りは、Alaris IN2 Ecosystem で提供される機能の 1 つであり、精度の向上に役立ちます。これにより、スキャナーごとに異なる処理を行って、管理者や主要スキャンオペレーターに負荷をかけることはなくなります。この機能では、Alaris ソフトウェアとスキャナーの動作を緊密に統合し、お客様ごとにバーコードの適切な処理方法を決定します。バーコード読み取り機能がデバイスにネイティブで組み込まれている場合（Kodak i5000 シリーズスキャナーや Alaris S2000 シリーズスキャナーなど）、バーコード読み取りはデフォルトでスキャナー内部で処理されます。これは、精度と処理速度の両方の点でメリットがあります。デバイス上で処理することにより、困難なバーコードでも読み取り精度が高まります。これは、ソフトウェアによる処理が実行される前に、より解像度の高いイメージから直接バーコードが読み取られるためです。さらに、処理のためにデバイスからソフトウェアにイメージを送信する必要がないので、バーコードをソフトウェアで読み取る場合よりも、処理時間が短くなります。
バーコード読み取り機能のサポートが組み込まれていないデバイスでは、Alaris ソフトウェアによるソリューションが使用されます。Alaris Capture Pro と Alaris Info Input Express では、スキャナーのネイティブのバーコード読み取り機能を必要とせずに、バーコードを処理できます。したがって、この機能を入手するためのみに、新しいデバイスに投資する必要はありません。
インテリジェントなバーコード読み取り機能では、ハードウェアとソフトウェアが連携します。Alaris ソフトウェアを使用する組織では、このソリューションが、バーコードの処理に最も適した利用可能な方法として、自動的にデフォルトで使用されます。ネイティブでバーコード読み取り機能をサポートするデバイスを使用している場合は、インテリジェントなバーコード読み取りがデバイス上で行われます。ご使用のデバイスでバーコード読み取り機能がサポートされていない場合は、ソフトウェアによってバーコードを読み取ります。
これは、チームの管理者や主要オペレーターに大きなメリットがあります。バーコードのセットアップおよび構成によって、読み取り方法を変更する必要はありません。セットアップや構成は 1 回行うのみで済み、Capture Pro または Info Input Express によって自動的に最適な処理方法が選択されます。
情報キャプチャから複雑さを取り払う
インテリジェントなバーコード読み取りは、Kodak Alaris IN2 Ecosystem で提供される機能の 1 つであり、スキャンやキャプチャから複雑性を取り払うために役立ちます。これにより、情報が組織の正しい部門に送信され、チームの生産性を維持できます。Kodak Alaris IN2 Ecosystem の詳細と、情報キャプチャで果たす役割についてご確認になるには、今すぐ弊社にお問い合わせください。
共有
